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【特集Vol.26】名古屋に、すべてのリフターが集える場所を!(第二回・プロジェクト 進捗)

【特集Vol.26】名古屋に、すべてのリフターが集える場所を!(第二回・プロジェクト 進捗)

以前のブログでご紹介した
名古屋に、すべてのリフターが集える場所を!」というプロジェクトについて。

事情により一時的に中断しておりましたが、この度、計画が再び動き出しました。

交渉を進めている建物は、前回もお伝えしたとおり規模・立地・用途のすべてにおいて、理想的な条件を備えています。

もちろん、実現に向けてはまだ大きな課題が残っています。
最大のハードルは、物件取得のための資金調達です。

しかしながら、このプロジェクトは当社にとって創業当初からの目標であり、何としても実現させたい構想です。

本記事では、物件取得が実現した場合に目指している施設の構想についてご紹介します。

なお、以下の内容はすべて現時点での構想であり、確定したものではありません。ひとつのビジョンとしてご覧ください。


想定している施設構成

交渉中の物件は3階建てで、各フロアに広い空間を確保できる構造です。
この空間を最大限に活用し、主に3つの機能を持つ複合施設として運用することを想定しています。

ELEIKOロゴ入り円柱什器を前景に赤いバンパープレートが並ぶラックを背景にした斜め接写、競技用フリーウェイト機材の展示環境が分かる構図


① ショールーム兼イベント拠点

当社が取り扱うフリーウェイト器具は、MBC POWER、ELEIKO、ROGUEの3ブランドを軸としています。
日本人の使用環境に最適化した自社製品から、競技用として世界的に評価されている機材までを一体的に展開している点が当社の強みです。

これらの製品を展示し、実際に触れて体験できるショールームを、ジムとは完全に分離した形で設置します。

このスペースは単なる展示にとどまらず、イベントやトレーニングキャンプ、セミナーの拠点としても活用します。

過去に当社では、長野県・菅平の施設を借りて2日間のトレーニングキャンプを実施したことがあります。
その際に強く感じたのは、「都市圏からアクセスが良く、数日にわたって完全に貸し切れる大規模なフリーウェイト施設は、日本にほとんど存在しない」という現実でした。

現在、リフティングスポーツの大会やイベントは、小規模なジムで開催するか、体育館やイベントホールに機材を持ち込んで開催するかのいずれかが主流です。前者は規模や観客動員に制限があり、後者はコストや労力の負担が非常に大きくなります。

ショールームをイベント拠点として機能させることで、こうした課題を解決し、トレーニングキャンプやセミナー、強化合宿、さらには競技大会までを、より現実的に実施できる環境を整えることが可能になります。
大規模イベント時には、ジムエリアとショールームを併用することで、より多くの選手や観客を収容できる運用も実現できます。

ELEIKO製バーベルを前にトレーナーと選手が膝をついて向き合う指導シーンをやや低めの角度から捉えた構図、リフティング技術指導の現場が分かる


② リフティングジム(競技者のための実戦環境)

本施設を構成する重要な機能のひとつが、リフティングジムです。

対象となるのは、パワーリフティング、ウェイトリフティング、パラ・パワーリフティング、クロスフィット、ストロングマンといったリフティングスポーツのアスリート、そしてストレングスアスリートやファンクショナルトレーニングの実践者です。

特に日本国内ではパワーリフティング人口が急増しており、2021年から2025年の約4年間で競技人口は約2倍に拡大しています。

※出典:JPA公式発表
https://www.jpa-powerlifting.or.jp/entry3.php?eid=333854

一方で、リフティングに対応したジムは依然として少ない状況が続いています。
その大きな要因が、「バーベルを落とす競技特性により、物件選択が極端に制限される」という点にあります。

今回交渉中の物件は、周辺環境の条件から騒音・振動トラブルのリスクが極めて低く、本格的なリフティングジムの運営に適した立地です。

また、このジムは単なるトレーニング施設にとどまらず、自社製品の開発・検証の場としても機能します。
トップレベルの競技者が実際に使用することで、器具の性能検証や改善点の抽出、現場のフィードバックの反映といったサイクルを回すことが可能になります。

これは、MBC製品の品質をさらに高めていく上で非常に重要な要素です。

グレーとオレンジのフォークリフトを真横から捉えた側面ビュー、倉庫や大型機材搬入に使われる設備を示す静的な構図


③ 倉庫機能(在庫・イベント機材の一元管理)

現在当社では、商品在庫やレンタル用機材、展示会用機材の保管のため、複数拠点に分散して合計1000㎡以上の外部倉庫を利用しています。

本プロジェクトが実現すれば、これらの一部を自社施設内に統合し、より効率的な在庫・機材管理体制を構築することが可能になります。

自社倉庫と外部倉庫を柔軟に組み合わせることで、在庫管理の効率化や機材運用の最適化、コストコントロールの向上といった、事業運営上の大きなメリットが期待できます。


プロジェクトの実現に向けて

このプロジェクトは、単なる施設づくりではありません。
日本のリフティングスポーツにおいて、人が集まり、継続的に使われる「拠点」をつくる取り組みだと考えています。

現在は資金調達という大きな課題に向き合っている段階ですが、この構想はすでに金融機関に提出する事業計画にも反映しています。

トレーニング環境や大会開催の場、器具開発、そしてコミュニティ。
そうした要素すべてにおいて、日本のリフティングスポーツに新たな基準をつくることを目指しています。

最後に

本記事でご紹介した内容は、あくまで現時点での構想です。
まだ実現が確定しているものではありませんが、このプロジェクトにかける想いは変わりません。

名古屋に、すべてのリフターが集える場所を。

その実現に向けて、これからも一歩ずつ進めていきます。
今後の進捗についても、引き続きお伝えしていきますので、ぜひご期待ください。

 



筆者:店長 神野
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